- CM5-P1000は、NVIDIA® Quadro® P1000 GPUを採用した最初のCOTS PC/104モジュールです。
- 堅牢で最適なSWaPのソリューションは、航空宇宙、防衛、産業アプリケーションに最適です。
- CM5-P1000がADLINKのPC/104製品に加えられたことで、テクノロジーに対する同社のコミットメントに変更がないことが明らかです。
2021年5月25日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyから、本日、業界初のソリューションである
CM5-P1000モジュールを発表したことで、人工知能を使用するミッション・クリティカルなアプリケーション向けの同社の高度なソリューションが拡張されました。PCIe/104 Type 1フォーマット(寸法が116mm x 96mm)で提供される同モジュールは、航空宇宙や防衛アプリケーションに求められる寸法、重量、電力(SWaP)の制限に対応しています。ADLINKはNVIDIAのEliteパートナーとして、高度な処理技術だけでなく、最高レベルの技術サポートに独占的にアクセスできます。
同PC/104モジュールはNVIDIA Quadro P1000 GPUの採用で、640のCUDAコアにアクセスして、1.8TFLOPSのパフォーマンスレベルを達成できます。また、4GBのGDDR5メモリを内蔵しているので、128ビットのメモリ幅と96GB/秒の最大帯域幅を提供できます。さらに、4つの超高精細(UHD)DisplayPort出力に加え、16レーンのPCIe Gen3バスが実装されています。
ADLINKのネットワーキング、通信、パブリック事業部責任者のエリック・カオ(Eric Kao)はこうコメントしています。「航空宇宙や防衛分野で働くエンジニアは、高度なパフォーマンス、小型フォームファクタ、継続的な信頼性を統合した組込みテクノロジーにアクセスする必要がある。また、サプライチェーンの長期的な継続性も完全に保証されなければならない。CM5-P1000は、モジュラーを使用した柔軟な独自設計に加え、並外れたレベルの堅牢性をお客様に提供する。また、同モジュールのリリースで、ADLINKがPC/104を引き続き重視しており、同フォーマットに対するADLINKのコミットメントに変更がないことが明らかになった。」
ADLINKはPC/104テクノロジーの創設企業の1つとして、新製品の開発で自社の深い専門知識と豊富な経験を活用しました。CM5-P1000モジュールは、最も困難な作業環境でも稼働時間を確保するように設計されています。また、極端な温度、高度、衝撃、振動に対応しており、-40℃~85℃までの広範な動作時温度に加え、96%までの湿度レベルで使用できます。対応しているオペレーティングシステムはWindows10またはLinux(64ビット)です。
PC/104は今後何年間も、ミッションクリティカルなアプリケーションに最適な小型フォームファクタとして使用できます。高度な処理能力を備えたCM5-P1000は、地上ベースまたは航空機の様々なコンピューティングタスクを対象にした広範な用途に最適です。それらの用途には、レーダー、情報・監視・偵察(ISR)、無人地上車両(UGV)、無人偵察機(UAV)、ミサイルシステムなどが含まれます。また、同モジュールは工場自動化やプロセス管理に関連した分野でも威力を発揮できます。
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ADLINKについて
ADLINKはエッジコンピューティングのグローバルリーダーです。ADLINKの理念は、AIで人、場所、物を結ぶことで、社会や産業界にポジティブな変化をもたらすことです。ADLINKの製品には、堅牢なボード、リアルタイムのデータ収集ソリューション、AIoT向けアプリケーションが含まれています。ADLINKは製造、通信、ヘルスケア、軍事、エネルギー、インフォテイメント、交通といった多数の垂直市場に製品やサービスを提供しています。
また、「インテル® パートナー・アライアンス」のチタンメンバー、NVIDIAのパートナーであるだけでなく、Eclipse、OCP、OMG、ROS2 TSCといった規格の策定に参与しています。ADLINKの製品は、世界中の流通ネットワークを通して、5大陸40ヶ国以上で販売されています。さらに、ISO-9001、ISO-14001、ISO-13485、TL9000認証を取得済みで、TAIEX(台湾証券取引市場)の上場企業(株式銘柄コード:6166)の1つです。詳細については、
www.adlinktech.com/jp/をご覧ください。
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