- LEC-RB5 SMARCは、Qualcomm® QRB5165プロセッサ搭載の高性能モジュールで、民生用、企業用、産業用ロボット向けに、オンデバイスAIや5G接続機能を可能にします。
- 高性能のNPU、オクタコア(Arm Coretex-A77コア x8)CPU、低消費電力、最大6台のカメラのサポートを特長としています。
- ロボットアプリケーション用にカスタマイズされたQualcomm® QRB5165プロセッサは、複雑なAI、ディープラーニングワークロード、デバイス上のエッジ推論を低消費電力で効率的に実行できるように設計されています。
2021年12月1日 – エッジコンピューティングのグローバルリーダーである
ADLINK Technologyは、クアルコム・テクノロジーズ社のプロセッサを搭載した初のSMARC AI-on-Moduleである
LEC-RB5 SMARCモジュールをリリースしました。クアルコムのQRB5165プロセッサは、ロボットやドローンのアプリケーション向けに設計されており、複数のIoT技術を1つのソリューションに統合しています。LEC-RB5 SMARCモジュールは、デバイス上の人工知能(AI)機能、最大6台のカメラのサポート、および低消費電力を提供します。民生用、企業用、防衛、産業、物流分野のロボットやドローンに電力を供給することができます。
「この高性能なSMARCモジュールは、次世代の高演算、低消費電力のロボットやドローンに適した選択肢です。」と、ADLINKのシニアプロダクトマネージャのHenri Parmentierはコメントしています。また「この製品は、複雑なAIやディープラーニングワークロードに必要なすべてのことを、クラウドに頼らずにエッジで行うことをお客様に提供します。」と、コメントしています。
「クアルコム・テクノロジーズ社の最先端のロボットおよびドローンソリューションのポートフォリオは、自律配送、ミッションクリティカルなユースケース、商業および企業のドローンアプリケーションなどの次世代ユースケースを推進しています。クアルコムのQRB5165ソリューションは、5Gで接続可能な民生用、企業用、防衛、産業、専門サービス分野向けの次世代の高演算、AI対応、低消費電力のロボットやドローンの開発をサポートします。ADLINKのLEC-RB5 SMARCモジュールは、ロボットやインテリジェントシステムにおける5Gの普及をサポートします。」と、クアルコム・テクノロジーズ社のビジネス開発担当シニアディレクタ兼ロボット・ドローン・インテリジェントマシン担当ゼネラルマネージャのDev Singh氏はコメントしています。
ロボットや自律型ロボットのソリューションプロバイダーにとって、LEC-RB5 SMARCモジュールは、過酷な産業環境や-30℃~85℃の温度範囲で使用できるパワフルなロボットを構築する機能を提供します。
LEC-RB5 SMARCモジュールの機能:
- Qualcomm® Kryo™ 585 CPU(Arm Cortex-A77コア x8)
- Qualcomm® Hexagon™ Tensor Accelerator (HTA) 最大15兆回/秒の演算(TOPS)を実行可能
- 6台のカメラをサポート:MIPI CSIカメラCSI0(2レーン)、CSI1(4レーン)に対応
- 低消費電力:12W以下
- 82 x 50 mmのスモールフォームファクタ
LEC-RB5は、ARMとx86の両方の設計をサポートするSMARCフォームファクタのADLINKのポートフォリオの一部です。ADLINKはクアルコム社と緊密に協力し、次世代IoTアプリケーション向けのスマートでパワフルなソリューションを設計しました。このモジュールは、コンピュータビジョン(CV)アプリケーションを強化し、リアルタイムの画像処理判断のレイテンシーを低減することで、他の重要なAIアプリケーションのために容量を確保するとともに、モバイルに最適化されたCVエクスペリエンスを提供します。複雑なAIやディープラーニングワークロードを低消費電力で実行できるオンデバイスAIによる高度なCVアプリケーションのためのハードウェアアクセラレーションにより、LEC-RB5 SMARCモジュールは、さまざまな産業用および民生用アプリケーションに有利に働きます。
LEC-RB5 SMARCモジュールと開発キットの詳細は
こちらのページをご覧ください。
###
ADLINKについて
ADLINK Technology Inc. (TAIEX:6166) は、人工知能で動く世界の触媒となるエッジコンピューティングをリードしています。ADLINKは、集中治療室の医療用PCへの電力供給から世界初の高速自律型レースカーの製造まで、組込み、分散、インテリジェントコンピューティング用のエッジハードウェアを製造し、またエッジソフトウェアを開発しており、ミッションクリティカルな成功のために、世界中の1600以上の顧客から信頼を得ています。ADLINKは、インテル、NVIDIA、AWS、SASとトップレベルのエッジパートナーシップを結んでおり、またインテルBoard of Advisors、ROS 2 Technical Steering Committee、Autoware Foundation Boardにも参加しています。ADLINKは、24以上のコンソーシアムにわたるオープンソース、ロボット、自律走行、IoT、および5G標準化活動に貢献し、製造、電気通信、ヘルスケア、エネルギー、防衛、輸送、およびインフォテインメントの分野で革新を推進しています。ADLINKは25年以上にわたり、1800以上のADLIN社員と200以上のパートナーと共に、今日と明日のテクノロジーを実現し、世界中のテクノロジーと社会を進歩させています。ぜひ
LinkedIn、
Twitter、
FacebookでADLINK Technologyをフォローしてください。または
adlinktech.com/jp/にアクセスしてください。
###
Qualcomm QRB5165、Qualcomm Kryo、およびQualcomm Hexagon Tensor Acceleratorは、Qualcomm Technologies, Inc.およびその子会社の製品です。Qualcomm、Kryo、およびHexagonは、Qualcomm Incorporatedの商標または登録商標です。
メディアコンタクト
マーケティング担当:安中 真奈美
ADLINKジャパン株式会社
TEL:03-4455-3722
Email:japan@adlinktech.com